院長紹介

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院長  石綿 豊 (いしわた ゆたか)

整体師 ・ 健康管理士一般指導員

1974年 3月 9日 生まれ O型

東京・杉並生まれの神奈川・横浜育ちの現在は厚木市民です。
平成22年2月にいしわた整体室をはじめました。

ここまでの道のり(H28.12現在)を紹介します。

祖母が鍼灸マッサージ師だったこともあり小さい頃からこういう仕事に多少興味はありました。

なので高校から大学への進路を考えたときに医療の道も少しは頭をよぎったのですが、
当時は何が何でもというほどの強い思いはありませんでした。

というのも高校が大学の付属校ということもあり、せっかく大学行けるのに専門学校行くのもなあ、とか、でも医学部行けるほど頭良くないし、というかんじでそのままの流れに乗って大学に進学することになりました。

といって特にやりたいことがあるわけでもなく、まあ数学が出来たので理工学部の数学科、というところへ進学しました。

そしてしばらくすると将来を考えてみるのですが、ただここってコンピューターのエンジニアとか学校の先生とかなんですね、その先にあるものって。

でもパソコン苦手、人前苦手、って単に数学の勉強ができたから来たってだけの自分にはなかなか先が見えません。

でもまあ何とかなるだろう、公務員にでもなれればいいかな、くらいの甘い気持ちでいました。

しかし世の中はバブルもはじけて就職もなかなか厳しい時代、当然こういう時公務員は超人気職種。考えが甘かったです、難しそうです。(後に結局、一応受けてみることは受けてみましたが全然無理でした)

いざ就職活動、となったとき特にスキルもない自分、さて何ができるのだろうか、と考えます。

何にもできないかも、じゃあ何がしたいのかと考えたときに何か世のため人のため、みたいなことができたらないいな、と考えるようになりました。(昔から漠然とは思っていたのですが)

そこで医療、福祉、環境のどれかだな、という結論に到りました。

ただ専門的な勉強もしてきてないのでなかなかそれらの業界は厳しいのですが、そんな中でも何とか内定を頂くことができました。

そこは高速道路の遮音壁とか、ガードレールとか、土木工事関係の会社です。
環境対策とか安全対策とか、世のため人のためになるかな、と思いお世話になることに決めました。

その会社はこの時が新卒採用は初めて、ということで僕たちをどう扱っていいのか手探りな状態、一応現場監督の補助みたいな感じではありますが、現場作業もしますしトラックの運転もします。
かと思えば営業の人にくっついて行って運転手をしたり、と一通りのことをさせてもらったような気がします。
当時はきつかったですが、今になって振り返ってみると楽しい思い出です。
とくに車の運転に関してはここでいろいろ経験させていただいたことで、だいぶ上手くなれたと感謝しています。

そして仕事にも少しずつ慣れていってしばらくすると、現場にしても事務方にしてもこの業界のあまり見たくない部分というものも見えてくるようになります。

さらに現場で作業する人を見ていくうちにあることに気づきます。

それはすごく体格のいい、それこそレスラーみたいな人でさえ体がボロボロになっていく姿を見たことです。
やがては自分も体を壊してしまうのかな、なんて思い始めるようになります。

そうこうするうちにそういえば治療家に憧れた時期なんてのもあったなあ、と昔を思い出します。

やがて、このまま自分の体を悪くするよりも、そういう人を助けてあげられるようになりたい、という思いが段々と強くなっていきました。

そして結局、その会社を23歳の夏で退職して医療系の道に進もうと決め、対症療法ではなく根本療法を目指すというところに惹かれて整体を選びました。

それから今までに中国整体、ソフトカイロプラクティック、バランス活性療法、回復整体、短期のセミナーなども入れればその他にも操体法や三軸修正法といったものまでいろいろな勉強をさせていただきました。

その過程でこれまで接骨院、リラクゼーションマッサージ、整形外科等で働いてきましたが、そこでは残念ながら電気、牽引、マッサージくらいのことしかできず、なかなか自分がやりたいと思うことができません。
そんなこともあって、やはり自分の追い求める施術を行うには自分でやるしかないと思い開業することになりました。

そして開業当初から、施術者、お客さま双方の体に負担の少ない施術をいろいろと取り入れて行ってきましたが、現在ではそんな中でもより高い効果を期待できるコア式整体をメインの施術に取り入れた根本療法を行っています。

最初の会社では、仕事をスムーズに進めるためには段取りが大切だよ。と先輩から教えていただきました。段取りが7割で、実際の作業は3割くらいだと。
このことは今の仕事をする上でも大きく役に立っています。当てはめて言えば「検査7割、施術3割」といったところです。
やみくもに施術をするのではなく、きちんと検査をして、何をどうすればいいのかがわかれば施術はシンプルで済みますし効果も最大限期待できます。
このことを忘れずに常に意識して日々の施術に生かせるように心がけています。

現状に満足せず、より良い施術を提供することができるように、お客さまの体がより楽になれるように、手技もさらに日々進化させていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。